15年前の振り返り「Works & Manifesto 2002」
2002年に麻布十番にあった会社を退社する際に社内に告知して行った「退社記念プレゼンテーション」です。会社を辞めるということが、今ほど多様に見られない頃でもあり、そうした状況に、こういう辞め方もありますという意思表示を行う事で主に後進の方々に少しでも良い影響を与えたいなんて、少々自意識過剰な考えもありました。
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今、あらためて見返すと、広告ビジネスのあり方や、メディアについて面白いことを言っていて、「個に考える基盤を与える発展」と「経済合理性に基づいた、個に考えさせない発展」なんて言っています。近年の世界情勢は、この両者のコンフリクト(ぶつかり合い)でかなり説明できます。
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コンフリクトの発生は避けられない事も多々ありますが、スムースに解消する術を発明して社会のさまざまあ場所、状況に実装することが21世紀の世界の課題ですし、中間層を育んできた課題先進国日本のポジションであると考えています。