地方創生が叫ばれていますが、その本質はイノベーションです。しかし、行政も自治体も構造的、本質的にイノベーションが苦手です。
そのためにここにいらっしゃるような先鋭的な皆様が、各持ち場で頑張るという状況です。
みなさんの取り組みを確実に拡大するため必要なもの、それは、「協調コミュニケーション」です。
栃木県塩谷町では中学生以上の全町民と全町議会議員にIDを配布し、人口減少に悩む町がどうすればいいかに設問回答を通じて意思表示し、その結果をマッチングする仕組みを継続的に運用することで、 ”人が育ち産業振興につながるまちづくり”という方向性を町民各世代と議会議員の協調のもとに見出すことに成功しました。
協調コミュニケーションは、こういうフロー(図)で動きます。大事なことは、この構造です。この方法/メディアがないのです。
効用はゲーム理論でも裏付けられています。必要なのは、このコミュニケーションであり、既存の方法だけでは不可能です。クリアが極めて困難な、いわゆる無理ゲーをしているのがいまの行政の現場です。
行政の現場は動脈硬化を起こしています。各持ち場で頑張ることの繰り返しです。
しかし、PRM(「ポリネコ!」)によるバイパスをつくることでイノベーションは進みます。
ぜひ、お気軽に声をかけてください。
(於:六本木ヒルズ 2016年 11月)