リアル貧坊ちゃまの幼少期を過ごしながらも、冷戦期にアラスカ経由で英国で数週間を過ごした経験から、自分の生活環境と視野の狭さと、世界の複雑さから日々の暮らしが帰納的に成り立っていることを考えるようなりました。《人が自由に生きるにはどうすればいいのか》を考えつづけることが、現在の仕事につながっています。
企業の経営企画(会議の進め方など日常的な改善から、CI開発から経営戦略の策定まで)のほかテレビ局、新聞社との新しいメディアやコミュニケーションの開発。
自治体でのPRM(Policy Relationship Management)の提供と実施。
特許知財の開発などを行っています。
お菓子から自動車まで販売促進に関わるSP(セールスプロモーション)の企画開発を通じて、問題解決の重要性と必要性を痛感し、戦略企画の提案を行うように。
販促企画は戦略の下流に位置づけられられるので、売上が上がらない要因を何とかするには、販促企画だけではどうにもならないことが多いのです。限られた手で最善をつくすだけでは消耗戦になりますので、本当に欲しい成果のためには、戦略レベルでのリソース配分や、日頃からの流通、顧客(生活者)との関係構築(Relationship management)による
『信頼/TRUST』の構築が最も重要になります。
ある時、公共性の高い大組織の民営化にあたってのコミュニケーションプランを依頼され、そのプラン開発を通じて「経営と政策はつながっている」という気づきを得て、政策形成、政治分野にマーケティング領域のノウハウを活かすと、世の中を良くする仕事ができるのではと考えるようになりました。
その時の退社記念プレゼンテーションがこちら。
新卒で就職した会社を1年で離れ、ツテを頼って渋谷のマンションをオフィスに改装した企画設計事務所の丁稚に。
お茶出しから企画開発、社長の家のハウスキーピング、お子さんの塾の送り迎えなど、なんでもやりながら、エスプレッソカフェの立ち上げに関わり、事業企画の策定と実行の両方に関わる経験、並行してウェブサイト(Netscapeの時代です。)の企画を行うようになりました。
・1973年 名古屋生まれ。
箱庭的な名古屋の環境から抜け出したく、早稲田大学に入学して地元を脱出。広告業界でマーケティングプランナーとして販促企画から企業のネットコミュニケーション戦略の策定・実施を手がける。
・
仕事を通じて、政治分野へのマーケティングとコミュニケーションの応用が今後の日本社会に必要と考え、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科、政治学の曽根泰教教授、行政改革の上山信一教授、新しい公共の金子郁容教授に学び、合意形成に繋がる議論の場がない政治の機能を補う仕組みとして、オンライン政策ファシリテーター:
『ポリネコ/PRM』を開発、特許化。
別の発明として、一人ひとりの働き方を「色」で表現することで、組織、コミュニティなどと社会のつながり視覚化する方法を開発し特許化『イイカオ』。
フジテレビ『コンパス』、朝日新聞『オルタナティブニッポン』では、
既存メディアとソーシャルメディアの組み合わせによる
コンテンツを企画開発。
新潟市では市役所内に設置された新潟市都市政策研究所にて公共交通の再構築に携わる。
現在は、メディア環境の変化を踏まえ、合意形成コミュニケーションメディアとしての『ポリネコ』の実用化、新しいニュース、討論番組の開発などに取り組みながら、デモクラシーを21世紀の現在に適応した形に進化した形にする方法を研究開発中。
第5回 スマートITデザインコンテスト 優秀賞(2006)『PoliNeCo』
マニフェスト大賞 戦略コミュニケーション優秀賞/最優秀賞(2016)『塩谷町民全員会議』
マニフェスト大賞 エリア選抜(2023)
『ポリネコ!CHIKUMA』